工場管理システムのご紹介
生産管理・品質管理の実例を紹介しています
工場管理システムのご紹介
生産組立時の情報(作業者、日時、使用部品等)をITシステム※に残し、トレーサビリティーを確保すると共に、作業・品質の改善につなげています。
※部材受入れ・サブアッシー・本体組立等のフロー毎にトラベルシートを発行し、そのIDと生産情報を紐付けるトラベルシート方式を採用しています。
1.部材受入れ
部材入荷時にロット単位に「トラベルシート」を発行し、部材メーカー情報と紐付けを行います。
① メーカーロットの情報を入力
② トラベルシート印字
③ トラベルシートをロット(箱)に貼付け
2.サブアッシー
サブアッシーロット単位にトラベルシートを発行します。
① サブアッシートラベルシートの発行
② 作業者IDの読込
③ 部材トラベルシートの読込(複数)
3.組立
組立開始前に「トラベルシート」を発行し、このロットNoに、組立作業者、サブアッシーロットを紐付けします。
① トラベルシートの発行
② 作業者IDの読込
③ サブアッシートラベルシートの読込(複数)
4.トレーサビリティー
トラベルシートに紐付けられた部材、サブアッシー情報と本体が最終的に紐付けられ、製品ロット単位※で生産の履歴を把握することができます。
※ロットサイズを1で生産すれば、個体管理になります。
作業改善・品質改善
工場管理システムで得られたデータを加工して、生産性向上、品質向上にも役立てています。
工場管理データの活用事例
処理時刻データを用いた「タクトタイム分析」の事例を紹介しています。
データ活用事例)
① タクトタイム分析
② 作業習熟度
③ 不良発生率推移
④ 検査員別検出率